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- 美容師になったはいいけど、やっぱり自分は美容師に向いてないかも。。。
- 美容師になりたいけど、自分が向いているのか分からない。。
- (息子・娘が)美容師を目指すというけど、続けられるのか心配。。
とお困りの方が、美容師に向いているか、向いていないのかチェックをするためのヒントをご提案します!
私は、高卒でサロンで見習いとして働きながら、通信課程で美容師免許をとり、
約20年間、美容師として働き続けています。
私自身、決して美容師に向いているということはなく、たくさんの苦労や悔しい思い、コンプレックスを抱えながら、必死に続けてきました。
美容師としてぐんぐん成長していく人との違いは何なんだろう、、、?
そんな風に思い悩んだ経験があるからこそ、うまくなっていく美容師は、こういうところが共通してる!!
と気付くところがいくつかあり、なかには
えっ、そうなの??と思うような、意外なものもあるかと思います。
当てはまる方は、ぜひ自信をもって下さい!
美容師に向いている人 5つの特徴
とにかくファッションが大好き
これは意外ではないかもしれませんが、何に向いているか、具体的なメニューを言います。
カットとヘアセットが上手い美容師は、絶対にファッションが大好きです。
共通項として
ファッションが好きな人の特徴
・自分に似合うサイズ感や色を把握している
・トレンドに流されすぎず、自分の好きなものの軸を持っている
・アクセサリーや細かい部分にまで気を配り、全体のバランスを考えている
・新しいものに対するアンテナを常に張っている
・心からおしゃれを楽しんでいて、自分の着たいものを自信を持って着こなしている
という点が挙げられます。
そしてこれらはカットやヘアセットの技術において、以下の能力に直結します。
- それぞれの持つ個性や魅力を引き出すセンスがある
- 流行りの髪型というだけでは提案しない
- ちょっとした毛流れや毛先の動きまでにも気を配り、バランスのとれた髪型に仕上げる
- 流行やこれから流行りそうなものを知識としておさえている。
これらの能力により、お客様とのカウンセリングでも積極的に似合う髪型を提案することができ、仕上がった髪型は誰が見てもバランスが良く周りにも褒められるので、お客様の満足度は跳ね上がります。
カットやヘアセットが全てではありませんが、美容師の仕事として非常に大きなウエイトを占める部分なので、
ファッションが好き!という人はそれだけで美容師に向いていると言えます。
なにかを作ることがとにかく好き
シャンプーなどの、直接ヘアスタイルに関わらない業務や接客を除いて、美容師という仕事のほとんどは、何かを作ることがとにかく好き!という人にぴったりです。
ものづくりが好きな人の共通項は
ものづくりが好きな人の特徴
・手先が器用で、細かい作業も好き
・想像力が豊かで、オリジナリティのあるものを作るのが好き
・過程を楽しみ、出来上がりの達成感を感じたい
・一つのことに熱中する集中力がある
・こうしたらもっといいいのに、などのアイディアが豊富
・自分の作ったもので誰かに喜んでもらうのがなによりうれしい
という点です。
どれをとってもそのまま美容師の業務に直結しています。
なぜなら美容師という職業は、‶お客様に似合う髪型を作る”という一種のものづくりの仕事だと言えるからです。
しかも満足のいくものが提供できた時、目の前で喜んでもらえるので、達成感の度合いも非常に高いです。
何かを作ることがとにかく好き!という人は、美容師のキャリアを積めば積むほど、美容師という職業の魅力とやりがいを実感することになります。
しかし逆に言えば、アシスタントの時代はシャンプーなど補助的な業務が多いので、楽しいよりもつらいと感じることが多いということでもあります。
ものづくりが好きという素晴らしい適性をもっているのなら、なんとかアシスタント時代を乗り越えて、スタイリストになるところまでは頑張って、美容師という職業の醍醐味を味わうべきです。
私もものづくりが好きなので、美容師の施術業務に関しては全く飽きることなく、楽しいです。
サプライズが大好き
サプライズでプレゼントを計画したりするのが好きな人も、美容師として向いている性格の一つと言えます。
サプライズが好きな人の特徴は
サプライズが好きな人の特徴
・準備や計画をするのが好きで、細かいことにも気を配れる
・好奇心旺盛で、新しいことをやってみるということに興味がある
・記念日やイベントを大切にする
・プレゼントするのが好き
という点です。
美容師という仕事は、入学式、卒業式、成人式、結婚式などはもちろん、お客様の日常のさまざまなイベントに関わる仕事でもあります。
そのような節目に立ち会い、最高の思い出になるようお手伝いができるのです。
サプライズ好きにとっては、日々誰かの記念日のアシストができるという最高の仕事だと思います。
運動神経が良い
美容師の成長スピードに、運動神経はかなり影響すると思います。
手先の器用さよりは、むしろ体の使い方のほうが重要だからです。
例えばシャンプーは、指先だけでなく、手首、腕、体幹すべてが連動して、初めて
「お客様に圧迫感がなく、気持ちの良いシャンプー」となります。
しかも体の使い方がうまいと、美容師側の身体的負担もおさえながら、
お客様に満足のいく施術をすることができるのです。
また、カットも運動神経(体の使い方)が非常に関係します。
左右のバランス、全体像のとらえかた、カットにかかる時間など、
体の使い方さえ無意識にコントロールできれば、自然とレベルアップしていくものばかりです。
このように、美容師の仕事は
体の使い方が全てにおいて関わってくるので、
運動神経がいい人→割とどんなスポーツでも、人並みか、それ以上にできる。
というひとは、間違いなく美容師に向いています。
「手先の器用さ」より、「運動神経が良い」人の方が、美容師の技術を習得していきやすいのです。
空気が読めないと言われたことがある
これは少し意外かもしれませんが、空気が読めない(=人の顔色をうかがいすぎない)人の方が、
圧倒的に美容師に向いています。理由は二つあります。
空気が読めない人の方が美容師に向いている理由
- 美容師はサービス業でもあるが本質は技術職であるため、空気が読めない=職人気質とも言える
- 空気が読みすぎる(人の顔色をうかがってしまう)と、美容師を続けていくうえでのストレスが大きすぎる
まず一つ目ですが、美容師はやはり技術がものいう職業です。
もちろん接客応対も大事ですが、
空気を読みすぎて技術以外のことに意識が向く(=空気が読める)人が、サービス業として接客応対、周りのスタッフに気を配りながら技術を習得していくよりも、
空気が読めないところがある人が、技術の習得とお客様への施術を最優先にして、技術を確立しつつ、接客応対も学んでいく方が圧倒的に技術力の高い美容師になる可能性が高いからです。
これを二つ目の理由と合わせて考えると、
言い換えれば「空気が読める人に美容師は向かない」という言い方の方が正しいかもしれません。
空気が読める(相手の顔色をうかがってしまう)人の場合、
美容師という職業は、多大なストレスを抱えてしまいがちです。
クセの強いお客様や、クセの強いスタッフなんて山ほどいます。神経をすり減らしてしまうことでしょう。
美容師
お客様にも気を遣うし、スタッフにも気を遣うし、もうウンザリ、、、
人と関わらない仕事がしたい、、、
わかる~~~~~~~!もういっそ、工場とかで働きたくなるよね。
しかし、自分の負担が大きいというだけで、空気が読める性格の人は、お店やお客様にとってマイナスなわけではありません。
むしろお店には居てほしい存在でもあります。
お客様にとっては、「よく気が付いてくれる美容師さんだな。」と思ってもらえるでしょうし、
周りのスタッフとも協調性を保って、お店の雰囲気をよくしてくれるなど、お店にとってもお客様にとっても必要な存在ではあるのです。
どちらのタイプも、メリットデメリットはありますが、美容師を長く、心穏やかに続けていくためには、
あまり周りに気を使いすぎるタイプじゃないほうが良いことは間違いないです。
まとめ
当てはまる項目はありましたでしょうか。
あてはまる項目が多ければ多いほど、
- 成長スピードも速く
- 技術のレベルも高く
- 長く続けるほど、たくさんのファン(お客様)ができる
一流の美容師になれること間違いなしです。
これから美容師を目指そうか悩んでいる方、美容師を続けようか悩んでいる方の参考になれば幸いです!