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- 今日もあの人に怒られると思うと、行きたくない・・・
- 言い方がキツ過ぎて、萎縮して動けなくなる・・・
- 他の従業員に対する態度と全然違う・・・
- 陰で悪口を言われていて、ものすごくつらい・・・
美容師の世界は、技術系の職業であり、先輩や上司から技術の指導を受ける必要があるため、上下関係がはっきりしており、特にアシスタント時代は理不尽な先輩に当たっても文句が言えない状況です。
特定の先輩が原因でメンタルがボロボロになったり、辞めていく人をたくさん見てきました。
そして私自身もアシスタントの頃、嫌な先輩(パワハラ・気分屋・標的を作り攻撃する)と働いていた時は、本当に職場に行くのが嫌で、毎朝起きるたびに絶望する、、、という毎日を送っていたので、
当時のことは思い出すのも嫌なくらい、本当に苦しかったです。
しかし、接し方やメンタルの切り替え方をなんとか工夫して続けることで、
だんだんとできる仕事が増え、味方になってくれる先輩・同僚もできたりと、
ヤバい先輩がいても人間関係に悩まなくなり、働きやすい環境になりました。
そんな経験をもとに、この記事では
- ヤバい先輩の特徴
- ヤバい先輩に対する上手な立ち回り方
- ヤバい先輩がどうしてもつらい時の対処法
をまとめ、
今現在ヤバい先輩に振り回されている美容師さんが、うまくかわして働きやすくなるための対処法を解説します!
結論・ヤバい先輩への対処法とは?
まず、ヤバい先輩がいい先輩に変わることはほとんどありません。
10年以上一緒に働いているスタッフがたくさんいますが、
根本の性格(いじわるさ、陰湿さ、チャラさ、不真面目さ、などなど)は変わらないからです。
ただ、仕事ができるようになると一目置かれるようになるので、ひどいパワハラや嫌な指導を受けなくて済むようにはなります。
なので結論から言うと、
とりあえず「こいつは仕事ができる」と思われるレベルになる。
あとはなるべく適度な距離をとって関わらないようにする。
ということに尽きます。
以下、経験をもとに細かく解説していきますので、よろしければ参考にしてください!
なるべく近づくな!ヤバい先輩の特徴9選
ヤバい(怖い・うざい・パワハラ)先輩や上司には、以下の特徴があります。
- 機嫌の悪い時、態度に出しまくる
- 頭ごなしに怒ってくる
- 物に当たる・音を立てる
- 自分の売り上げしか考えていない
- 面倒な仕事を押し付けてくる
- 上司には媚びて、後輩にだけ高圧的
- 男女で態度を変える
- 興味のない話を延々としてくる
- 陰口や愚痴ばかりを言う
周りには、たくさん当てはまる先輩がいませんか?
多く当てはまれば当てはまるほど、その先輩はヤバいので、なるべく離れましょう。
それでは、一つ一つ解説していきます。
機嫌の悪い時、あからさまに態度に出す
多少テンションが低かったりするだけならまだしも、機嫌が悪いと、
こちらに「気づけ!」と言わんばかりに態度に出してくる人がいます。
業務のことで話しかけたり、聞いたりしてもシカトやそっけない返事をしたりするので、仕事にも影響がでますし、サロン全体の空気も悪くなりますよね。
何があったとはいえ、自分の機嫌の悪さを丸出しにして、言いたいことを言語化せず、ただ不機嫌さを態度に出すことにより、
周りに気を使わせたい、かまってほしい、聞いてほしいなど、
精神的に未熟で自己中心的な考え方をする人が多いということです。
逆に機嫌のいい時もまるわかりなので、ドン引きしますよね。。。
頭ごなしに怒ってくる
アシスタントとしてサロンで働いていると、何人ものスタッフから同時に指示を受けて、立ち回ることがありますよね?
そんな時、スタッフによって指示内容が違ったりすることもよくあります。
自分は一方の指示通りに動いていても、もう一方のスタッフが
「なんで言ったとおりにしないの!?!?」と
こちらの言い分も聞かず一方的に怒鳴ってきたり暴言を吐いてくる場合、この先輩も危険です。
勘違いや行き違いに気づいて謝る人などは、しっかり状況をみれる人と言えますが、
必要以上に怒ってくる人は、「舐められている」などと思い、感情をぶつけてきているのです。
このように激高しやすい先輩にも注意が必要です。
アシスタントは、板挟みになって辛いことも多いですよね。。。
立場が上の人には媚びて、後輩には高圧的
オーナーや上司に対しては、愛想もよくて、持ち上げるように褒めたり媚びたりするのに、
後輩に対しては全く態度が違い、軽く見て、否定的なことばかり言うような人も、
二面性があり、人格的に問題があるので注意しましょう。
裏表を使い分ける性格なので、陰口や悪口も多くなりやすく、信用できないので、
この先態度が良く変わってきたとしても、あまり近い関係にならないようにして、距離感を保つのを忘れないようにすると良いです。
ずる賢いタイプも多いので、気をつけようね。
物に当たる・音を立てる
機嫌が悪かったり、気に入らないことがあると
物を投げるように置いたり、差し出されたものを奪うようにとったり、ドアや引き出しを思いっきり閉めたり、わざと足音を立てたり、、、などなど、普段からしている行動をわざと大げさにして音を立て、
「私怒ってます」アピールする人もやばいです。
「機嫌の悪い時、あからさまに態度に出す」の特徴と似ていますが、
物に当たったり音を立てたりする人は、感情を言語化しないで態度に出す幼稚さに加え、より攻撃性や暴力的な性質を持っている場合が多いので、要注意です。
気に入らない!と思ったら暴言を吐いたり、嫌味を言ったり、周りを巻き込んだりして攻撃してくる恐れがあります。
お客さんも気づいちゃうよね、、、。
自分の売り上げしか考えていない
高単価な仕事やお客様、店販が売れそうな時など、いわゆるおいしい仕事は自分に回したり、後輩から取り上げたりして自分の売り上げを死守するタイプの人です。
アシスタントは、上からの指示どおりに動くしかないので、うまくやられてしまいますが、
ある程度流れや仕組みがわかってくると、「あぁ~、こいつ、やってるな。」と気づきます。(笑)
そのスタッフの犠牲になって、自分の売り上げにつながらないのは悔しいですよね。
しかしこういったタイプの人は、売り上げの数字を伸ばすことに長けていて、会社からの評価もある程度高いはずです。
売上を作る意識は見習ってもいいところ、と言えるので、
いつかやり返してやりましょう。
あんまりギスギスするのも嫌だけど、数字って明らかにひょうかにつながるから、しょうがないよね。
面倒な仕事を押し付けてくる
癖の強い(性格の)お客様など、自分が入りたくないお客様を無理やり押し付けてきたり、
その他にも自分がやりたくない業務(受付、電話応対、掃除などの雑務)を後輩にばっかりやらせるタイプです。
特に、押し付けやすいような後輩を狙ってきます。
もっとずるいタイプになると、その成果だけ自分の手柄にしようとしてくるので、「利用しやすい」と思われないようにすることが重要です。
とはいえアシスタントだと断れない場面も多いので、先に他の上司に頼まれている仕事があるのですみません、など、頼まれそうになったらあらかじめ回避できるような状態をつくるなども有効です。
特に好きじゃない先輩だと、頼まれても頑張ろうと思えないよね・・・
男女で態度を変える
同性の後輩には厳しく、異性の後輩には優しい態度を取る先輩もいます。
指示する口調が明らかに違う・ミスをしても怒らない・仕事以外の話も積極的にする、など、
要するに、気に入ったスタッフに対する態度とそうでない人への態度が激変する人です。
本来、多少の合う合わないはあっても、上に立つ人物であれば極力同じように接しなければなりませんし、
仕事において露骨に私情をだすような人は、上に立つ資質がない。とも言えます。
周囲にもバレバレなので、このような先輩には、気に入られても、気に入られなくても、なるべく距離をおいて接するようにしましょう。
こういうやつが人間関係乱すんだよね、、、
興味のない話を延々としてくる
相手の気持ちや、会話のバランスを考慮しないで自分が話したいことを延々と話し続ける人です。
要するに空気が読めない人です。
このタイプの人はおしゃべりが大好きなので、スタッフでもお客様でも話しまくります。
施術中もよくおしゃべりするので、指名客には会話を求めるお客様が多くつくのも特徴です。
興味のない話は聞き流せばいいので、それなりに反応しつつ受け流し、こちらのメリットになることは少ないのでプライベートの関りはあまり持ちすぎないのがベストです。
しかし、空気の読めない人は美容師に向いているので、
長く続けているベテラン美容師にこのタイプが多いのも事実です。
美容師に向いてる人の特徴をまとめた記事もあるので、よろしければこちらもどうぞ↓
周りが話に飽きてるの、だいたい本人は気づいてないんだよね・・・。
陰口や愚痴ばかりを言う
上司や他のスタッフ、お客様などの陰口や悪口、仕事に対しても愚痴ばかり言っているような先輩も気を付けたほうが良いです。
噂話も好きなタイプが多いので、聞き流しておく分には問題ないですが、変に合わせてしまうと自分も巻き込まれてしまったり、いつの間にか自分がターゲットにもなりかねないのです。
特にアシスタントのうちというのは、基本先輩の指示に従ったり補助業務を行ったり練習を見てもらったりと、先輩に従わなければならない場面が多いので、距離を置こうと思ってもむずかしい面もあります。
ここは仕事と割り切って、先輩の言う陰口悪口には賛同したりせず、「そうなんですね~!」とただただオウム返しのように返答し、切り抜けましょう。
アシスタントだからとなんでも言いなりになって賛同してしまうと、自分の味方を見つけたと勘違いされてしまいます。
あまり一緒にいると、周りからも、同じ目で見られてしまうようになるよ・・
ヤバい先輩と関わることで起こる害
運悪くヤバい先輩、上司の元で働くことになった場合に起こる弊害については、
- コミュニケーション・意思疎通が難しくなり、仕事の効率が悪くなる
- 存在しているだけで強いストレスを引き起こし、モチベーションが低下する
- 指導が感情的になりやすく、萎縮してしまう
- 仕事を覚えてスタイリストになっていくための障害になる
- 長期的なストレスにより身体的・精神的健康に悪影響を及ぼす
- サロン全体の雰囲気が悪くなる
などが挙げられます。
当然ですが、こんな先輩・上司と働きたい人なんていませんよね。
が、しかし美容業界も慢性的な人手不足であり、先輩や上司を選べないのはもちろんのこと、
オーナー側も、ヤバさには気づきつつも黙認しているパターンが多いです。
もしもあなたのまわりに、特徴が当てはまりすぎる・・・という先輩や上司がいて、
仕事は覚えたいのに、あの先輩と関わりたくない・・・
というお悩みを抱えている方のために、
次の項目では上手に関わりながら今のサロンでの人間関係を良好に保つ方法について解説していきます!
また、今のサロンに全く魅力を感じなく、そこまで未練がないのであれば
ヤバい先輩からはさっさと離れて、他のサロンに転職したり、そもそも他の職業に転職するのも一つの手です。
転職も視野に入れて動ける方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
→美容師を続けていくのが不安・・・。転職でステップアップする方法を解説!
→【今すぐ辞めたい!】働いている美容室をいきなり飛ぶ!と、どうなるの?(実例あり)
ヤバい先輩をうまくかわす対処法
ヤバい先輩をうまくかわし、なおかつそんな先輩とは一線を画した美容師になるには、
下記の3つを意識して接しましょう。
- ヤバい人だ、と割り切り、どんな態度を取られても反応しない
- 仕事以外のことではできるだけ距離を置いて、自分を守る
- 相手の態度に関係なく、あいさつとありがとうございますだけははっきり言うルールにする
ヤバい先輩にかまって、無駄なストレスや疲労を溜めこんでしまうのは本当にもったいないです。
あれこれ考えず、この3つだけ意識して割り切ることで、無駄な労力を使うことなくやり過ごしていきましょう。
それぞれについて、もう少し具体的に説明します。
ヤバい人だ、と割り切り、どんな態度を取られても反応しない
- 機嫌の良し悪しで態度が変わる
- 感情だけで頭ごなしに怒ってくる
- 言語化せず物に当たる
など、精神的に未熟ともとれる先輩の感情に振り回されてしまうと、非常に疲れてしまいます。
なのでこのような先輩に対しては無の精神を持って対応しましょう。
感情の浮き沈みの理由は本人にしかわからないのですし、わかってほしいなら言葉でちゃんと伝えるべきです。
また始まった。と、心を無にして仕事にだけ集中しましょう。
仕事以外のことではできるだけ距離を置いて、自分を守る
- 自分のことしか考えていない
- 人によって態度を変える
- いつも愚痴や陰口、どうでもいいことを言っている
など自己中心的な考えや二面性のある先輩は、やはり性格的に問題があり、信頼して付き合っていくのはむずかしいです。
仕事上の関係としっかり割り切って、最低限の関わりにとどめておきましょう。
適切な距離で接することが、自分を守ることになります。
相手の態度に関係なく、あいさつとありがとうございますだけははっきり言うルールにする
どんなにやばい先輩でも、自分よりできる仕事が多いのであればやはり上司です。また不満を感じたとしても、距離を置くとしても、同じく負の感情で接してしまうと、より事態は悪化していきます。
逆にこちらは最低限のビジネスマナーは守るぞ!と心に決め、
- あいさつをしっかりすること
- 仕事上助けてもらった、出来ないことを教えてもらった、という場面ではしっかり「ありがとうございます」いうこと
は忘れないようにしましょう。
こちらが後輩としてしっかりと礼儀をもって接すれば、ヤバい先輩と線引きすることができますし、周りの理解者も増えていきますよ!
それでも人間関係がつらい場合の対処法
自分でできることはやってみたけれど、改善されない。
精神的にもう限界。
それでもやっぱり先輩との人間関係がツライ、うまくいかない、という場合には次の対処をしましょう。
- オーナー・上司に相談する
- 他サロンへ移る
- 転職を視野に入れる
オーナー・上司に相談する
それでもやっぱり悩んでしまって、このままでは続けていくことが困難だと思った時は、オーナー、または上司に相談してみましょう。
現場を見ている上司なら、あなたの辛い気持ちもわかって相談に乗ってくれるはずです。
店舗の異動や、仕事上の配慮をしてくれたりすることもあります。
悩みすぎる前に、一度信頼できる上司がいれば相談してみましょう。
それでも理解が得られなかったり、こちらが一方的に悪いと責められるようであれば、
つぎに説明する「サロンを変える・転職する」も視野に入れて考えてみましょう。
他サロンへ移る
上司に相談しても解決しない、またはこちらが一方的に責められるなど理解が得られない場合は、
いまのサロンを辞めて他のサロンに移ることを考えてみても良いでしょう。
「人間関係はどこに行っても一緒」
とはよく言いますが、サロンによって、社風や所属している人には大きく違いがあります。
今まで辞めていった同僚たちをみていても、自分に合うサロンというのは必ずあって、
そしてそれは人によって全く異なります。
サロンの人間関係がどうしても改善できず、社風も合わないと感じてきたのなら、
思い切ってサロンを変えてみましょう。
私も、低単価のサロン・高単価のサロン、予約制・予約なしなど、営業形態の異なるサロンで働いたことがありますが、雰囲気も従業員も、サロンによって全く違うと実感した一人です。
今のサロンで人間関係がうまくいかなかったからといって、あなたが悪いわけではないので落ちこみすぎないでくださいね!
転職を視野に入れる
そもそも、もう美容師という職業は無理なのかも・・・。
色々な悩みが重なると、そもそも美容師をやめて、他の職業を選んだ方がいいのでは・・?
と考えてしまうこともあるかと思います。
結論から言うと、それも一つの方法として正解です。
私の元同僚たちも、異業種に転職した人はほとんど美容師には戻らず、新しい職種で働き続けています。
自分が悩んでいる内容が人間関係だけではないのであれば、
もう一度よく自分と向き合って考え、異業種への転職も視野に入れて考えてみましょう。
美容師を続けていくこと自体に悩んでいる方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
→【もう限界かな…】美容師を辞めたいと思ったときに考えるべき3つのこと
→美容師を続けていくのが不安・・・。転職でステップアップする方法を解説!
まとめ・ヤバい先輩は変わらない。上手くかわし、離れよう。
関わってもいいことがない、ヤバい先輩の特徴をまとめると以下の9つの特徴があります。
- 機嫌の悪い時、態度に出しまくる
- 頭ごなしに怒ってくる
- 物に当たる・音を立てる
- 自分の売り上げしか考えていない
- 面倒な仕事を押し付けてくる
- 上司には媚びて、後輩にだけ高圧的
- 男女で態度を変える
- 興味のない話を延々としてくる
- 陰口や愚痴ばかりを言う
また、このような先輩に関わることで以下のような弊害が起こる可能性が高いです。
- 存在しているだけで強いストレスを引き起こし、モチベーションが低下する
- 指導が感情的になりやすく、萎縮してしまう
- 仕事を覚えてスタイリストになっていくための障害になる
- コミュニケーション・意思疎通が難しくなり、仕事の効率が悪くなる
- 長期的なストレスにより身体的・精神的健康に悪影響を及ぼす
- サロン全体の雰囲気が悪くなる
自分自身を守るためにも、上手くかわしたり仕事と割り切って接するなどして、ヤバい先輩とは距離を置きましょう。
次第に味方になってくれる人や、理解者も現れるはずです。
また、どちらもむずかしく、今のサロンに限界を感じている場合は、転職も視野に入れてもいいのです。
いずれにせよ、あなた自身が日々を楽しく、働きやすい環境を作るように行動しましょう。
ヤバい先輩につぶされるなんてもったいない!
切り替えて行動することで、無駄な消耗を無くしましょう!