美容師におすすめの退職代行サービスはここ！7社を徹底比較！

退職代行サービスを利用した方がいい美容師はこんな人

美容師さんを取り巻く環境は過酷そのもの。

上記の項目がいくつも当てはまりながらも、ギリギリの状態で勤務している人も少なくないはずです。

私は、長い美容師生活の中で心や体を壊して辞めてしまう同僚をたくさん見てきました。

大体みんな、根がまじめで気持ちの優しい人が多く、なかなか周りに言えない人が多いです。

また、会社と話し合って退職までの期間を最後までしっかり働いたはずなのに、円満退社にはならず後味悪く辞めていくスタッフもたくさん見てきました。

そこで私は心から、

「自分自身を守れるのは自分でしかない」

「辞めると決まったら、なるべく最短で辞める」

ということが、美容師本人にとって一番大事だと思っています。

会社は従業員の人生の責任まで負う必要はなく、辞めてしまえばそれっきりなので。

退職代行というと、あまり良いイメージがないかもしれませんが、そうでもしなければ辞められない職場はあります。 もう限界だと感じていながらも辞められずに日々精神をすり減らすくらいなら、退職代行サービスを使って、今いる環境から一度離れましょう。心も体も壊れてしまってからでは、もう遅いです。

美容師が退職代行サービスを使うメリット

今の職場を辞めたいが、後々のことを考えるとなかなか言い出せず、辞められないと悩む美容師さんが退職代行を使うと、次のようなメリットがあります。

上司や同僚ともう会わずに辞められる

退職したい理由が上司などの人間関係であれば、退職の相談をするのにも強いストレスがかかるので悩んでしまう人も多いと思います。

そもそもが話を聞いてくれる上司や同僚がいる職場なのであれば、そこまで悩む必要はないはずです。

退職を言い出すこと、そしてそもそも職場に行くことを考えただけで強いストレスを感じるという場合は代行サービスに依頼すれば、出社もやり取りも必要なく退職できるというメリットがあります。

説得されたり、引き止めにあわずに済む

美容師の業界も、慢性的に人手不足の業界なので、退職を希望してもすぐ辞めさせてもらえずに説得されたり引き止められたりすることがほとんどです。

励まされたり、環境の改善をはかるようにしてくれる場合もありますが、一度感じた退職への思いは自分の中でなかなか無くなることはなく、もやもやしたまま月日だけ過ぎ去っていくことになり、

後日談として

という結果になります。

強い引き止め・説得にあって、話を聞いてくれなかったり応じてくれない場合も、代行サービスを検討しても良いでしょう。

退職が決まったのに、引き継ぎなどを理由に何か月～何年も勤務させられるのを防げる

退職の申し出は受け入れたものの、

• 次の新人ができるようになるまで
• お客さんに説明して、次の担当スタッフに引き継ぐまで

などを理由に、数か月～数年勤務することを条件する場合もよくあります。

私がいたサロンも、アシスタントでも数か月、スタイリストだと半年～２年ほど勤務するのが常識になっていました。

その間、やっぱり気まずかったり、当たりの強くなる先輩もいたり。。。

決められた期間を真面目に働いても、辞める時には円満退社とはいかず、去る者追わず。とでもいうように、人間関係も切れてしまうのを見ていて、残る側としてもなんとも言えない、やるせなさをいつも感じていました。

結果、やっぱり引き継ぎ期間はあくまでも会社の都合であるのは間違いないのです。

申し出た最低限の期間での退職に応じてくれない場合は、代行サービスを使うべきだと思います。

会社は辞めた人のその後の人生なんて、保証するつもりも責任もないからです。

貸与品や仕事の道具も郵送でのやり取りを依頼してもらえる

サロンで働いていると、仕事で使う様々な道具を置いてあったり、借りていたりする場合が多いです。

面倒な道具のやり取りも代行サービスに依頼すれば、郵送での手続きを進めてくれるので職場に行くのがツライという場合にも、もう精神的にストレスがかかることもありません。

社宅に住んでいる・借金があるなど、複雑な問題が絡んでいても、退去や返済に関してプロが会社と話し合いをし、手続きしてくれる

中には、社員寮・社宅に入居していたり、学費・その他会社に借りているお金があるなどで辞められないと考えている人もいるかもしれませんが、結論から言うとそれでもすぐ辞められます。

社員寮、社宅に関しても引き渡し日などの交渉を依頼することもできますし、

借りているお金に関しても、返済について交渉してもらうこともできます。

下の動画では、弁護士の方が詳しく解説しており、借金が理由で辞められないということはありえないと断言しています。

ただ、どちらも自分のプライベートに関わる問題なので自分自身の口からは会社に強く言えなくて悩んでいる人もいるかと思います。

そんな時こそ退職・法律のプロに相談して悩み・苦しみを解決するのが一番です。

精神的に参ってしまう前に、一度相談してみましょう。

退職代行サービスでトラブルは起きない？

結論からいうと、訴えられたりなどの法的トラブルにはなりません。

脅し文句として「就業規則、契約違反だ！訴えるぞ！」などと言われたとしても、そんなこと（訴訟）をする費用や時間的コストをかけるメリットが、会社にはないからです。

そして、退職のプロが間に入り、手続きの一切を代わりに行ってくれるので上司と直接やり取りをしなくてすみ、これ以上余計なストレスや精神的ダメージがなくその場を離れられるのです。

逆に、連絡なしでいきなり出勤しなくなる・音信不通になる（飛ぶ）と、辞める本人側も会社側も相当面倒なことになり、トラブルになったり家族や身内を巻き込んでしまう騒ぎになりかねません。

飛ぶことに関しては、実体験をもとにしたこちらの記事もありますので参考にしてみてください↓

美容師が退職代行サービスを使うデメリット

美容師が退職代行サービスを使うデメリットは、

という点があります。

職場の人との人間関係が切れてしまう

退職代行を使うと、そのまま職場にはいかずに退職の手続きを進めていくので基本的には職場の人と会うことは無くなります。

と同時に、第三者が介入しての退職はどうしても礼儀や義理を通すといった面では不十分に当たるので、

人間関係としては今後切れてしまうことになるでしょう。

費用がかかる

代行サービスに依頼するには、やはり費用がかかります。

運営元や依頼内容にもよりますが、退職代行を取り扱う１３社を比較してみると、

税込みで１５０００円～５５０００円の間です。

後で詳しく説明しますが、運営元によって費用にはかなり差があります。

運営元	費用	サービスの内容
民間企業	１５０００円～ ２００００円	退職の意思伝達・連絡
労働組合	２４０００円～ ３００００円	退職の意思伝達・労働組合法に基づいた退職に関するの交渉（退職時期・有給休暇や未払い賃金請求等）の代理
弁護士法人	４４０００円～ ５５０００円	退職の意思伝達・弁護士法に基づいた退職に関する交渉（退職時期・有給休暇や未払い賃金・慰謝料請求等）の代理・裁判の

依頼したい内容、予算、より法的効力を求めるかなど、自分にあった退職代行サービスを選びましょう。

罪悪感を感じてしまう

退職代行サービスを使って退職した人の経験談で、罪悪感が残ってしまう、という意見も少なからず見受けられます。

確かに、本来は会社と話し合って退職まで勤められれば理想的です。

しかし、退職代行サービスを検討しなければならない時点で、

など、「正しい手順で退職しようとしてもそれができない状態にある」ということなのです。

この記事の最初にも言いましたが、心や体を壊してしまったり、会社の都合どおりに使われてしまう人は、

まじめで優しくて、自己犠牲心が強い場合が多いので、離れて少し余裕が出ると罪悪感を感じてしまうようです。

退職代行サービスの選び方・ポイント

退職代行サービスを行う会社はたくさんありますが、運営元によって費用も全く異なり、また代行してくれる内容も全く違います。

民間運営がおすすめな人

民間業者が運営している代行サービスは、なんといっても費用が安いです。

しかし民間業者は、労働組合や弁護士法人とは違い、依頼者に代わって退職に関する交渉（退職時期の交渉、未払い賃金の交渉など）をする権利がなく、行うと法律違反になってしまいます。（非弁行為）

このような人におすすめです。

弁護士・労組が監修または提携しているところがおすすめな人

こちらも、運営しているのは民間の業者なのですが、弁護士や労働組合が監修・提携をしているので、

法律に触れない範囲での交渉や退職に関するマニュアルがあると思われます。

が、あくまでも民間が運営しているので、基本的には退職に関する交渉を行う権利はありません。

このような人におすすめです。

労働組合が運営しているところがおすすめな人

労働組合には、法律に基づいて退職に関する交渉をする権利があります。

自分で交渉しても、退職の時期を引き伸ばされたり、その他賃金や有休休暇などの請求も交渉してほしい場合は、民間業者ではなく、労働組合か弁護士法人に依頼しましょう。

弁護士法人が確実そうだけど、高額でちょっと・・・という場合にもおすすめです。

弁護士法人が運営しているところがおすすめな人

弁護士法人に依頼すると、何といっても法律のプロであり、様々な面での確実なサポートが受けられるので安心感がありますが、時間単価が高いため、他の退職代行サービスを行う企業と比べると費用が高額になります。

ただ、複雑な問題が絡めば絡むほど、民間企業は法的権限がなく立ち入ることができないので、最初から弁護士法人に依頼するほうが金額的にも時間的にも無駄がないです。

など、より深刻な状況に置かれている場合におすすめです。

美容師におすすめの退職代行サービス7社　徹底比較

実際に、美容師が利用するのにおすすめの退職代行サービスを徹底的に調べて比較してみました。

数ある退職代行サービスの中から、実績がないところや新規参入したばかりのあやしい企業は除外し、

さらに費用や独自の強みをピックアップして厳選してあります。

料金（税込）	43800円	55000円	18000円	22000円	15000円	24800円	24000円
運営元	弁護士	弁護士	民間（労組提携）	民間（労組・弁護士監修）	民間（代行と弁護士によるアドバイス）	労働組合	労働組合
こんな人に おすすめ	多少料金はかかっても、法律のプロの交渉により即日、確実に辞めたい。 未払金や慰謝料の請求もしたい。	多少料金はかかっても、法律のプロの交渉により即日、確実に辞めたい。 アフターフォローまでしっかりカバーしてほしい。	費用はおさえつつ即日辞めたい。 対応スタッフの性別を指定したい。返金保証あり。	事務所、もしくはオンラインで退職の手続きに同席できる。一人で結果を待つのが不安な人向き。	代行は使わず、自分の力で辞めたいけど、やりとりが不安。法律に沿ったマニュアルで上司とのやり取りをレクチャー。	法的な権利をもって退職代行してほしいが、弁護士運営は高いと感じる人。	弁護士運営よりは費用をおさえたいが、法的にしっかり代行手続きをしてほしい。 完全後払い制。
公式サイト	退職110番	弁護士法人ガイア	退職代行クリア	退職代行モームリ	セルフ退職ムリサポ!	退職代行ガーディアン	退職代行即ヤメ

総合的に考えると、特別な事情がない限り、やはり法的な権限を持って交渉してくれつつも弁護士事務所よりも費用が安い、

労働組合直営の退職代行サービスが最強です。

内容や今の現状など、無料で相談してみて、キャンセルもできるので、一度苦しい胸の内をプロに聞いてもらうのも良いかと思います。

※どちらも労働組合運営です

まとめ・心が限界な美容師こそ退職代行サービスを利用すべき

退職代行というと、あまり良いイメージがないかもしれませんが、

長い美容師人生を経験して、そうでもしなければ辞められない職場はかなりあると実感しています。
これ以上は耐えられないと心の限界を感じたら、心も体も壊れてしまう前に相談してみましょう。